得られつつある知見。
断熱改修を予定する住宅について、平成27年度までに2,759人(平均年齢57歳)の改修前調査を実施するとともに165人の改修後調査を実施。
得られたデーターに基づき検証を行なったところ、住宅室内環境と血圧など健康関連事象との関連が確認された。
得られつつある知見1.冬季において起床時室温が低いほど、血圧が高くなる傾向が見られた。
得られつつある知見2.高齢者ほど、室温と血圧との関連が強いことが認められた。
得られつつある知見3.断熱改修によって室温が上昇し、それに伴い居住者の血圧も低下する傾向が確認された。
得られつつある知見4.居間または脱衣所の室温が18℃未満の住宅では、入浴事故リスクが高いとされる熱めの入浴の確率が高い。
こんばんは。
PanasonicリフォームClubリファイン相模原南の古賀です。
冬なので仕方ないですが・・毎日寒くて嫌になりますね。
お見積り依頼で「現地調査」に伺うと、『家が寒くて・・』というお声を沢山聞きます。
上記の「得られつつある知見」は、国土交通省が平成26年から平成29年までの4年間の計画で、断熱改修を予定する全国1800軒の住宅および居住者3600人を対象として、改修前後における、居住者の血圧や生活習慣、身体活動量など健康への影響を検証する調査でのデーターに基づく中間報告との事です。
血圧の上昇は心筋梗塞や脳卒中などのリスクにつながることから国土交通省は、『壁に断熱材を入れたり窓を2重化』したりする住宅リフォームの推進を呼び掛けています。
私のBlogに再三登場している「住宅ストック支援事業」のエコリフォームでも補助金の対象工事が『断熱』に関することがほとんどです。
屋根や床の断熱向上、浴槽の断熱向上に2重窓推進での断熱向上などなど・・
お家の断熱改修工事に興味のある方は、お気軽にご相談ください。
お待ちしております。
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